エアパイプシステムにより圧縮空気のランニングコスト、配管施工に伴うコストを削減するためには正しいサイズのパイプ選定が重要です。配管内の圧力損失は完全になくすことは不可能です。圧力損失は、エネルギーの無駄となるため最小限に抑えるべきです。
本管にあまり細いパイプを使用すると、流速が高くなる原因となり、空気から水を分離するのが困難になります。エアラインが大きすぎると、性能に問題はありませんが工事の初期費用が増加する結果となります。実際のところ、より大きいメインラインが有利であり、エアタンクとして動作するため、コンプレッサーの負担を軽減させ、将来流量が余分に必要となった時のための容量の確保にもなります。
ノモグラムは完璧な情報を提供するためのものではありませんが、産業システムの一般的な配管にとって十分に正確なパイプサイズを決定するための許容範囲内の平均値を提供しています。下記のノモグラム表はお客様独自のシステムでの要求事項を決定するためにお使いいただけます。
| 条件1 |
使用する継ぎ手の構成を長さ20mのパイプと同等の圧力低下と想定します。 |
| 条件2 |
駆動用エアツールおよび装置には、合計空気消費量15000l/minが必要とします。 |
| 条件3 |
ツールおよび装置を駆動するために必要な最小圧力は0.7 MPaです
0.8 MPaの等級のコンプレッサーの増加に対応するために吐出圧力0.8 MPaに設定します。 |
パイプは将来の必要性を予測してサイズを決めなければ
なりません。 |
| 従って |
パイプ長さA=280+20=300m
必要流量B=15000l/min
コンプレッサー吐出圧力C=0.8 MPa
※ 許容圧力損失設定G =0.05 MPa
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それでは別表のノモグラムに数値を置き換えてみます。
スケール”A”パイプ長の300mとスケール”B”流量の15000l/min
に記します。 ”A” と”B”直線で結び、スケール”C”に延長させ
スケール”C”と交差する位置に印を描きます。
次にコンプレッサー吐出圧力(0.8 MPa)がスケール”E”に記され、
許容圧力低下*(0.05 MPa)が”G”に記されます。
“E”と”G”を直線で結びます。その直線がスケール“F”を交差する
位置に印を描きます。
最後にスケール”C”と“F”の印を直線で結びます。
この線が”D”と交差する点が推奨パイプ外径63mmになります。 |
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